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「YIHAI」ウェブカメラのレビューと友人の多機能カメラの結末【中華製品】

今回はZoomなどのミーティング用のWebカメラ(中華製)についてレビューします。私の友人の購入したカメラ&私自身も母からなぜか貰った新品のWebカメラがあり、どちらも何とも言えない性能だったので報告します。

現在、おそらく新型コロナの影響で選択肢が増えたというか、やたらといろんなWebカメラが市場に出ています。Amazon・楽天で検索すればマイク内蔵のWEBカメラはそれこそ山のようなラインナップがあります。その氷山の中の一角レビューです。

「YIHAI」ウェブカメラ1080pフルHD

このウェブカメラは「YIHAI」という謎メーカーのもので、私が購入したものではなく、母が2つも手元にあったため1つ譲り受けた商品になります。

とりあえず内容は良さそうな感じで1080pのフルHDで、110°の広角での撮影が可能ということです。さらに内蔵マイクもあり、ノイズキャンセリング機能(一応)もついていると。

貰いものなので、あんまり悪いことは言いたくないのですが。一応気になった点を書いていきます。

音が非常に悪い

これはウェブ会議でみなさんからの感想としていただいたものです。「音が非常にこもっていてほとんど聞こえない」「iPhoneとかの方がずっといいよ」そんな具合で酷評でした。

ただ、Zoomのアップデートがあり、多少改善されているのでそこまで今は悪くないかな。という感じですね。ちなみに母のYIHAI製ウェブカメラ(まったく同じ)も同様にこもった音だったのでこれは仕様です。

自動光補正と手動フォーカスが微妙

これも機能の一つなのでしょう、色と明るさを自動補正してくれる機能です。自然光の中だと調子が良いのですが、部屋の明かりで普通に照らすとかなりシビアに色味が変化し、絶妙な角度調整等が必要となりました。

それと、最初気づかなかったのですが手動でピントを合わせられる機能も付いています。銀色の部分が回るのですが、ここが非常に硬く、PC上に付けた状態で操作するのは極めて困難でした。一応それなりにピント調整は出来ます。

値段設定がおかしい

最後に、母が言うには「定価7,000円くらいだったけど半額になっていたから買ったの」という話でした。

メーカー希望小売価格は7,560円
確かに希望小売価格は7,560円。

パッケージ裏をよく見ると定価がしっかり書かれておりました。

定価7,560円て凄いな…この性能でその値段はあり得ないよね…という気がしましたが、貰い物なので悪いことは言えません。

広角なのは良い

ちょっとレビューとしてはあんまりいいこと言っていない感じになってしまったので、良い点も挙げるとすると、広角110°というのは本当です。かなり広く映ります。

画角が広すぎて部屋の見せなくても良いところまで見えるというのもありますが…

複数人が集まった状態での会議では使えるのではないでしょうか。1080p、30fpsというのも嘘ではなさそうです。カメラとしてはそれなりに使えるレベルですね。7,000円では買いませんが。

友人のウェブカメラ「Crosstour アクションカメラ」

次は山梨の友人が選んだカメラのお話です。私の友人は多すぎるウェブカメラを調べれば調べるほど「ウェブカメラの樹海で遭難しかけた」とのこと。そして決めたのが次のカメラ。


【進化版】Crosstour アクションカメラ 4K高画質2000万画素 【メーカー1年保証】

「WEBカメラに2,500円出すならこれを買ってしまおう」ということで、超多機能の4K画質の水中でも使えるというかなりの高性能Webカメラ。

⇒筆者が検索した時(2020年8月)にはAmazonでさらに値段は高騰していました。

友人が言うには「用途が広くて、レビューを拝見する限り映像、マイクも全く問題なし。内蔵マイクに加えピンマイクも付属。旅行に行く時は外して持って行ってしまおう」

という考えだったようですが、結果的には…

「初期不良で2回も返品し、そのまま使わなくなった」とのこと。

実機のレビュー記事などもあり、それなりに品質は良さそうでしたが、マイクがおかしかったりカメラに異常が出るなどしたそうです。中国製品あるあるですよね、初期不良多い。

その時一緒に購入した取付雲台はとても調子が良いとのことでした。自由度の高い位置調整が可能なアームと机にはさんで取り付けるタイプのアーム。これらを組み合わせることで良いアングルでのカメラ映りが実現できる予定だったはずでした。

実際、このクランプとアームの使用感はかなり良かったとのこと。現在ではスマホなどを支えるのにも便利に使えているようです。

主役のウェブカメラはダメダメだったのにね。

良いウェブカメラを選ぶには

ブランドは大事

まず大切なのは購入を考えている商品のメーカーのブランド力を重視することですね。ブランドとして全く無名なところが出している商品も、ときに良いものもありますが多くの場合ミスります。

わたしもそうでした。唯一これまで中華製品で気に入っているのは「Anypro」というメーカーのBluetoothスピーカーで、耐久性も良くて今でも現役です。とはいえこのような事例は稀ですね。やっぱり有名ブランドの安心感は値段以上だったりすることが多いです。

Webカメラでは「ロジクール・エレコム・バッファロー」などのメーカーが有名で安心できますね。3,000円くらいからしっかりしたのが買えるので、下手に安い中華製品を選ぶよりこのような有名メーカーの品を選ぶのがおすすめです。

ロジクールC270n

ロジクールC270n

最近追加で購入したWebカメラのロジクールC270nです。Amazonでも楽天でも人気が高くて使っていて確かにおすすめできるモデルです。値段も手ごろでマイクの感度もかなり良く、1mくらい離れて喋っていても全く問題なかったです。

カメラ自体の性能は普通でPCのウェブカメラくらいの画質と、そんなに広くない画角でした。個人使用には無駄な広角カメラはいらないかな、と感じましたね。若干色味が青白いのがちょっと難点でしょうかね。

最初からこういうのを使っておけば良かったなと思いましたね。よくわからない中華品を選ぶなら確実にこっちが良いのでリンクもしっかりつけておきます。私は楽天市場でポイントを使って購入しました。

そしてレビュー記事も追加で書いてみましたので参考にされてください。

レビュー記事は慎重に選ぶ

個人的にこれまでライターの仕事(ネット上の記事を書く仕事)をしていた経験から「○○おすすめ10選」というような感じで紹介される、特に実物の写真のないような記事は本当にレビューしたわけではないけど書いているものが多いので注意されてください。

(わたしもそんな記事をいくつか書きました。しっかり調べて書いてはいましたが、正直、実物を知らずに他のレビュー記事やら口コミからの情報でしかないので、自分の本物の感想などを乗せた情報でなかったです)

それで、一番いいのは本物のレビュー記事。特にウェブカメラならウェブカメラに特化して詳しい記事を実物の写真付きで載せているような記事は参考になります。

正直、ランキング記事とかって価格コムのランクを参考にしてたりするのが多かったりしますのでね。まあ価格コムは強いサイトですので信頼性はかなり高いですが、それでも実機のレビュー記事にはかないません。

いろいろな記事を見ながらトータルで結論を下す

ただし、本物をレビューしていたとしても、案件だったり、主観がかなり入ってしまう部分も多いので(この記事も主観かなり入っていますが案件ではありません

それで、いろいろな情報源や口コミからトータルで考えてもらえるのが一番だと思います。

Amazonの場合は「サクラチェッカー」というサイトで商品レビューが本物かどうかをチェックするのも一つです。

話はカメラに戻りますが、ウェブ会議でトップレベルできれいに撮れるのは「iPad・iPhone」のインカメラですね。

かなり狭角なので無駄なものは映らず、画質はかなり綺麗で、そしてマイク性能はしっかりしています。

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