【ロジクール】用途別おすすめキーボード【自腹購入したモデル中心】
キーボード沼にはまり多くの犠牲を払った私ですが、その中で見つけたキーボードからロジクール限定でのおすすめ機種を用途別で紹介します。
ほとんどが実際に購入してレビューしたものなので、詳細はそれぞれのリンクよりチェックしてみてください。(ロジクールからの提供商品は一つもありません)
ロジクール製品の良さ
キーボードもですがマウスも良い製品を出してくれます |
これまでいろいろなブランドのキーボードを買ったり触ったりしてきましたが、今回ロジクール製品に限定している理由をまずお伝えします。
どの製品も完成度が高い
ロジクール製品で「これ使えない」というものは今までありませんでした。初期不良に当たったこともなく、どれも品質がしっかりしている印象が強いです。
もちろん価格帯ごとに製品の質感はことなりますが、安いからといって粗悪な品を提供することはしないのがロジクールの特徴の一つだと思います。
2~3年の保証が付いている製品も多く、その信頼性の高さを裏打ちしています。サポートが昔より厳しくなっているということも聞きますが、長い保証期間はさすがです。
ロジクールの独自技術
Uniflying・Logi Boltレシーバー
ロジクール独自技術がいろいろなところに見られますが、特に有名なところではUniflying(最近ではLogi Bolt)レシーバーがあります。
この技術は1つのUSBレシーバーで最大6台の機器を接続でき、安定性も高いという優れもので、Bluetoothでの接続よりも個人的には好きです。
普通ならマウスとキーボードでUSBレシーバータイプなら2つのUSB端子を使ってしまうところを、1つのレシーバーでまかなえてしまるという便利さ。
最近Logi Boltが新規格として登場したのですが、あまり変化のない割にUniflyingレシーバーとの互換性がないところがちょっと悲しいです。
最新端末はLogi Boltに統一されていくので、これからのロジクール製品選びの一つの目安にもなるでしょう。
Logicool Flow
Logicool Flowという技術も独自のもので、WindowsやMacそれぞれに接続したマウスとキーボードを切り替え無しでほぼシームレスに移動できるというもの。
これには対応したマウスとキーボードが必要で、タブレットなどには使えないのが弱点ですが、WindowsとMac間でのファイルなどのやり取りすら可能にするのはさすがロジクール。
まあ、Logicool
Flowは結構クセがありますし、そもそも2台のPCを並べて作業することがあんまりない気がするので使いどころは限られるかもしれませんが。
専用のソフトウェア
ロジクールにはキーボードとマウスの設定を行える専用ソフトウェアのLogi Options+とG Hubがあります。
「Logi Options+」はLogicool Optionsが新しくなったバージョンで、インターフェースが見やすくなっていて操作しやすいです。
機種によりますが、キーボードならFキーなどの設定変更ができたり、マウスのボタンカスタマイズやLogicool Flowなどの設定もこのソフトで行います。
「G Hub」はゲーミングデバイス用のソフトでLogi Options+と同じくロジクールGシリーズの製品の設定を変えられます。
ちょっとバグが多かったり、操作が難しい印象がありますがゲーミング専用という玄人感あるソフトになっています。
このようにロジクール製品の利点は多く、私はある時点からキーボードとマウスはロジクール以外買わなくなり、おすすめリストを作るに至りました。
全体的に無線コンパクトタイプのキーボードが多いですが、型番によっては有線やフルサイズバージョンも出ています。
一般用途・コスパ重視
USBレシーバータイプならMK245 NANO
圧倒的なコストパフォーマンスを誇る無線USBレシーバータイプのキーボードがMK245 NANOです。価格はキーボードとマウスセットで2,000円くらい。
見た目はおもちゃっぽいですが、コンパクトサイズかつキー配列やキーピッチはしっかり標準的になっていて、剛性の高いしっかりしたキーボードです。
一緒についてくるマウスは一応使えるレベルの物なのでそこまでおすすめではないですが、1つのレシーバーで両方動くのはありがたいですね。
キーボードの構成はストローク感がそれなりにあるメンブレン方式で、打鍵している感じがしっかりとあり、引っ掛かりのないスムーズな押し心地です。
チルトスタンドもついていて角度調整も可能なので、少し厚みがある(約2cm)本体ですが自然に打つことができます。
価格やデザインから子供向け製品のようにも感じますが、もちろん大人が使っても十分に活躍してくれる非常にコスパの高いモデルです。
フルサイズで静音仕様ならK295がベストセラー
(画像はAmazonリンク)
MK245nはコンパクトサイズですが、フルサイズで低価格かつ静音仕様のK295もコスパが非常に高いキーボードです。
USBレシーバーはUnifyingに対応していて、マウスも同時に接続可能です。キーボードとマウスのセットモデルも売られています。
独立したFキーに加えて8つのメディアキーも搭載されているのでとても扱いやすく、防水性能も備えているタフなキーボードです。
私も少し借りて使ってみましたがストロークは十分あって嫌味が無く、全体的に薄型の設計、そして静音なのが好印象でした。
Bluetooth接続ならK380
K380はBluetooth接続で使う場合にはコスパの高い安定した製品です。価格はだいたい3,000円台で手に入ります。
K380はサブキーボードとしてかなり長使っているのですが、軽めで落ち着いた打鍵感がなかなか良く、Bluetoothの安定性も高くてバッテリー持ちも良いです。
Easy Swichにも対応していて3端末を瞬時に切り替えられる機能は便利です。また、低価格ですが、Logicool Flowにも対応しているのもポイントです。(対応マウスも必要)
サイズ的には一般的なキーピッチよりも若干狭い18mmという仕様だったり、角度の調整もできない超薄型設計になっていて、手の小さ目な方に特に合います。
カラーバリエーションも豊富なので、同じロジクールのマウスと合わせてデスク上をおしゃれにしたい方にもぴったりです。
仕事向け・高級路線
MX Keys Mini
仕事や事務用途での使用ならMXシリーズが最強でしょう。ただし、価格が1万円を超えてくる高級キーボードになります。
MX Keysシリーズのキーボードは薄型でパンタグラフ方式を採用していますが、非常に打ちやすい絶妙な調整がされている打鍵感が特徴で、長時間のタイピングでも疲れません。
私が気に入っているのは「MX Keys mini」で、これまで触ってきたパンタグラフ方式キーボードの中で一番打ちやすい、素晴らしい出来のキーボードです。
発売当初から多くのYouTuberさんやブログにてたくさんの絶賛レビューがあり、半信半疑でしたが確かに良かったです。
キータッチは絶妙な跳ね返りで、キー表面の質感や全体の剛性感の高さなど、高水準でまとまっています。
同じシリーズの「MX Keys」というフルサイズのバージョンも非常に評判が良く、Macバージョンも出ていたりとその人気の高さは圧倒的です。
高価なキーボードですが、静音性も高くてとても打ちやすいので、在宅ワークなどで長時間のPC作業をされる方には特におすすめのキーボードですね。
MX keys miniとMX Master 3Sの組み合わせも強力
MX Keys miniとMX Master 3SはLogi Boltに対応、1つのレシーバーで安定した接続が可能で、Logicool Flowも使えます。
加えてマルチペアリング機能搭載のMXシリーズは、最大3台までのPCを一組のマウスとキーボードで操作できます。
高級マウスのMX Master 3Sも多機能で非常に品質の高いため、事務作業をさらに効率化できる可能性があります。
MX Keys Miniに近似したキーボードも意外に良かった
薄型キーボードでMX Keys Miniは非常にハイレベルなのですが、やはり価格が高いということで、似たようなキータッチで安い製品を探しました。
その中で一つ結構おすすめだったのが「Arteck 2.4GHzワイヤレスキーボード HW305」でした。
機能や質感では劣りますが、価格の割に打鍵感がMX Keys Miniに相当近い(ほぼコピー)なので結構おすすめな製品ですね。
MX Mechanical
(画像はAmazonリンク)
こちらは購入したわけではないのですが、MXシリーズのメカニカルキーボードということで、かなり良い商品なのは間違いないです。
価格はMX Keys miniよりさらに高い17,000円くらいからで、フルサイズのMX MechanicalとコンパクトなMX Mechanical Miniがあります。
Logi Boltにも対応していて、やはりMX Master 3Sなどと一緒に使うことで生産性を上げることができます。
また、これまでメカニカルキーボードに触れたことのない方でもロープロファイル(薄型)なので、そこまでの違和感はないでしょう。
ただし、キーストロークはノートPCのパンタグラフ方式よりはるかに深く、静音とされる赤軸や茶軸でもそれなりにカタカタと音が鳴る点は注意です。
メカニカル方式はゲーミングキーボードに良く用いられ、中にスプリングが入った軸が機械的に上下することでストロークします。
低価格帯で用いられているメンブレンやパンタグラフ方式は反発のためにラバーが用いられていて、柔らかで静かな打鍵感のキーボードが多いです。
反対にメカニカル方式の場合はサクサク(赤軸系)とかカチカチ(青軸系)という音が鳴るのが特徴の一つです。
軸は赤軸、茶軸、青軸から選べることが多く、それぞれ音も打鍵感も違うので好みで選べるのもメカニカルキーボードの奥深いところです。
MX KeysとMX Mechanicalは打鍵感か静音性で選ぶ
最近ではMXシリーズのキーボードがかなり増えてきて選びずらくなってきてしまっています。
個人的には打鍵感重視(メカニカルが好みの場合)ならMX Mechanical、静音性重視ならMX Keysというチョイスが良いと思います。
無難におすすめできるのはMX
Keysで、普段ノートPCで作業していた方なら全く違和感なく、かつ上質なキータッチになるのを感じられるはずです。
仕事にもゲームにも使う
G913 TKL
ゲーミングキーボードで超高額なG913 TKLはゲームにも仕事にも使える万能機です。無線なのに超低遅延、Bluetoothでも接続可能です。
G913 TKLは、独自技術「LIGHTSPEED」の圧倒的な反応の良さと自由なライティング、さらに薄型メカニカルで非常に打ちやすい打鍵感もメリットです。
キーボードはずっと触り続ける道具なので、ギラギラに光らせなければとても落ち着いた風格のあるG913 TKLはモチベーションを保つのにも役立ちます。
カスタマイズを行うための「G Hub」というソフトが使いづらいということも言われていますが、G913 TKLはオンボードで本体に設定を記憶させておけます。
G913 TKLはプロゲーマーも使われている有名機種なので、当然ゲーム用途でも威力を発揮します。というよりもゲームで使わないともったいないです。(定価25,000円程度)
デザインや機能、性能の高さが非常に高いバランスでまとまっているので、ゲームも事務作業も気持ちよくこなせる高級キーボードです。
※ちなみに私はゲームを全くしないので、Logicool G913 TKLを使っていても性能を十分に発揮させられていないのが寂しかったです。
ゲーム専用ならG PRO X ゲーミングキーボード
(画像はAmazonリンク)
G913 TKLはあまりにも高額なので手を出しづらいですが、ゲーム用途では一般的な有線キーボードならLogicool G PRO Xが性能もコスパも高いです。
G PRO Xはキー高さが3.5cmくらいある一般的なメカニカルキーボードで、ロジクール独自のGXスイッチは高い応答性と耐久性を兼ね備えています。
ゲーミングキーボードなのでもちろんRGBライティングに対応していて、eスポーツのプロゲーマーにも使用される実績のあるモデルです。
まとめ
ロジクールのキーボードをいろいろと買い漁ってきた中で、特に用途別でおすすめの機種を厳選してみました。
ロジクール製品は基本的にクオリティが高く、ハズレはほとんど無いのですが、その中でも特にご自身の使い方にぴったりな製品を選ぶ参考になると嬉しいです。
以下に各用途でのおすすめキーボードのAmazonリンクを並べておきます。
■コスパ重視 コンパクト:MK245n
■コスパ重視 フルサイズ:K295GP
■コスパ重視 マルチペアリング:K380
■仕事向け 薄型:MX Keys Mini
■仕事向け メカニカル: MX Mechanical Mini
■仕事&ゲーム:G913 TKL
■ゲーム:G PRO X