「もしもアフィリエイト」はサイトが無くても登録すべきASP【メリット多数】
今回は、ブログなどでアフィリエイトを始める前でも登録しておいて損のないASPである「もしもアフィリエイト」について解説します。
ASPとは「アフィリエイト・サービス・プロバイダ」の略称のことで、広告主とアフィリエイター(ブロガー)を仲介してくれるサービスです。
もしもアフィリエイトの概要
ブログを書いてアフィリエイトで収入を得たいと思ったときに、とりあえず登録しておくと良いASPの一つが「もしもアフィリエイト」です。
掲載されている案件数は約8,000ほどで、他の大手ASPのA8.netの2万件以上という数と比べると少なめですが、十分な数ではあります。
また、初心者でも紹介しやすいAmazonや楽天のリンクを手軽に作れるというのも魅力です。(この点は後半で解説します)
そして、サイトやブログ記事が無い状態であっても登録可能で、メリットが多いのが「もしもアフィリエイト」です。
アフィリエイトを本格的に行っていくなら、このASPはほぼ確実に利用していくことになるでしょう。
もしもアフィリエイトに登録するメリット
登録などは無料で簡単
もしもアフィリエイトは会員登録やサイトの登録など基本的に全ての作業が無料で行えます。
個人でアフィリエイトをする場合には「メディア会員登録」から行うことができます。また「広告主登録」から広告を出す側として登録することも可能です。
それらの登録がすべて無料なことに加えて、口座への振り込み手数料も無料となっています。(最低振込額は1,000円)
副業などでブログ運営をスタートさせやすい理由の一つがこの参入のしやすさです。もちろんサイト運営で収益を出すのは簡単ではありません。
とはいえ、ここから先のメリットを考えると現在ブログ・サイトなどのメディアが無くても、とりあえず登録しておいて損はないサービスであることがわかると思います。
自己アフィリエイトでキャッシュバックできる
自己アフィリエイトとは、セルフバックとも呼ばれていてもしもアフィリエイトでは本人申し込みと呼ばれます。
通常のアフィリエイトの場合はあるサービスをブログ記事などで紹介して、契約や購入してくれた時に報酬が発生します。
しかし、自己アフィリエイトはブログ記事に載せる必要はなく、広告主のサービスを直接契約したり購入することでアフィリエイトの報酬を受け取ることができます。
この自己アフィリエイトを行うだけの目的で会員登録しても、十分なメリットとなります。
物によっては1万円を超えるような案件もあります。ただし、全ての広告を自己アフィリエイトできるわけではないので、色々と検索して探す必要はあります。
ポイントサイトより割が良い場合もある
自己アフィリエイトが優れている点は、現金でキャッシュバックが受け取れるという点です。
たくさんのポイントサイトも同じようにサービスに契約するとポイントがもらえるような仕組みになっていますが、現金にするまでに手数料が発生したりすることがあります。
自己アフィリエイトの場合は基本的に手数用は無く、ポイントサイトよりもキャッシュバックの金額が高い場合もあります。
また、もしもアフィリエイトのW報酬制度による12%のボーナスは自己アフィリエイトでも同じく適用されます。
ただ、ハピタス のような老舗のポイントサイトでは幅広いジャンルでポイント還元を行える強みがあるので、このようなサイトを併用するのも手です。
自分の得意分野の案件を調べられる(ブログを始める準備)
自己アフィリエイトができるプロモーションは限られていて、どれもこれも自分で申し込むことはできないのが現状です。
でも、自己アフィリエイトはできなくても、自分の得意な分野でどんなアフィリエイトが可能なのかということも同時に調べることができます。
特に最初から高単価なアフィリエイトを狙うというのは難易度が非常に高いので、ほどほどな額を狙うのが安全です。
自己アフィリエイトした商品をレビューできる(ブログを始めた場合)
自己アフィリエイト(セルフバック)でお得に手に入れたり、契約した商品やサービスをそのままレビュー記事にすることもできます。
もちろん、これから何かに特化したブログをスタートさせようとされている場合には、関係のない商品だとあまり有効活用できないかもしれません。
そうは言っても、最初は多くの場合に色々なジャンルで雑記ブログ的に書き始めて、のちにどれかのジャンルに絞っていくパターンもありです。
そうなれば、もしもアフィリエイトのセルフバックを有効活用して製品やサービスのレビュー目的でそれらを使うというのも一つの手です。
サイトの作り方やアフィリエイトの基本などが学べる
もしもアフィリエイトに登録することで、最新のブログ運営やSEO対策についての記事を読むことができます。
もしもアフィリエイトは長年ASP業界で成果を上げてきたサイトであり、アフィリエイトについてのノウハウも蓄えています。
ASPはその仕組み上、広告主の商品やサービスが売れることで手数料を取るシステムになっていると思われます(実際の仕組みはハッキリと分かりませんが)。
そうなると、広告を載せる側(ブロガー、アフィリエイター、インフルエンサー)にも成果を出してもらいたいわけです。
そういう事情もあるので、アフィリエイトやサイトの構成などについてのレベルの高いノウハウを惜しみなく提供してくれます。
正直、下手に個人サイトのSEO対策や集客方法などを学ぶよりも、実績のあるもしもアフィリエイトのまとめ記事で勉強するのがおすすめです。
もしもアフィリエイトのトップページの左下にある「特集・ノウハウページ一覧」の中にさまざまな有益情報が隠されています。
プロのアフィリエイターさんのインタビュー記事や、初心者向けの基本ノウハウ、各ジャンルごとの「勝ちパターン」などが書かれているので要チェックです。
世の中の仕組みがわかる(ちょっと怖い)
もしもアフィリエイトなどのASPに登録して案件を見てみると、なぜ色々なジャンルの中で特定の商品やブランドが取り上げられるのかが理解できます。
例えば「〜おすすめランキング」というような記事でトップに選ばれている商品を、ASPで検索してみると、一番報酬が高い物だったりするのです。
本当にその製品が良いものなのかもしれませんが、アフィリエイトの世界を眺めつつGoogleで検索を行うと資本主義社会の仕組みが見えてくる気がします。
そのような観点でWebの世界を見れるようになると、本当に個人で試したり、実際に購入して比較したりしているサイトの価値も理解できるようになります。
デメリットについて
メリットが多いのは伝わったかと思いますが、もちろんデメリットもあります。特にサイトが無い状態で登録した上で生じる点を取り上げます。
報酬の受け取りが遅め
もしもアフィリエイトの報酬は最低1,000円から手数料無料で指定した口座に振り込まれます。
ただし、自己アフィリエイトでも、支払いは成果が確定してから2か月後の末日となっています。
このタイミングの遅さはデメリットと言えます。また、成果の発生と確定までにも時間差(プロモーションによる)があるのも注意点です。
どうしても即時で出金したい場合にはA8.net という同じく大手のASPでセルフバックを行えば確定後最短で当日に振り込まれます。
自己アフィリエイトは1度きりが多い
自己アフィリエイト(セルフバック)は基本的に申し込みは1度だけが承認され、それ以降に申し込んでも成果は確定しません。
また、以前に登録済みだったり他のポイントサイト経由で登録していたりした場合でも、重複した契約は同じく承認されません。
ちなみに、商品を購入するタイプ(契約ではない)のプロモーションでは複数回利用することも可能なものもあります。
もしもアフィリエイトへの登録方法
まず「メディア会員登録」より、仮登録のためにメールアドレスを記入します。
(パソコンのメールアドレスが推奨 Gmail、Yahoo!メール、その他フリーメール)
登録したメールアドレスに本登録用URLの載ったメールがくるので、そのリンクよりID・パスワードを設定します。
さらに「名前」(本名)「生年月日」「住所」「電話番号」を入力。「会社名」は有れば入力します。
あとは利用規約に同意したら、登録完了です。
サイト(メディア)登録時の注意点
もしもアフィリエイトに登録すること自体は簡単で「メディア会員登録」からメールアドレスでの仮登録、IDとパスワードを作成して本登録まで数分で登録できてしまいます。
しかし、サイトの登録となると少し注意な点がありますので挙げておきます。
記事が少なすぎると登録できない
自分のサイトをもしもアフィリエイトに登録する場合には「メディア登録」を行う必要があります。
右上の「マイページ」から「登録メディア一覧・登録」を選択します。登録したいメディアのURLを入力します。
Webサイトやアプリ、YouTubeチャンネル、Twitterアカウントなども登録可能です。
ただし、ブログについては記事数が少なすぎると登録ができません。最低5記事は必要とガイドラインにも載せられていました。
そのほかの審査規定
登録者とサイト運営者が明らかに異なっていたり「必ず稼げる」というような誤解を招く情報商材の販売を行なっているサイトなどは登録できません。
他にもコンテンツが公序良俗に反するような場合や、著作権を侵害する恐れがある場合などにも同様に却下されます。
初心者におすすめなサイト・ブログ作成サービス
ブログの作成にはほとんどの場合、WordPressがおすすめされます。
ハッキリ言ってしまうと、初心者にWordPressをおすすめするのはそれ自体がアフィリエイトになっています。
サーバーの契約、ドメインの取得、有料テーマ全てがアフィリエイトになっているのです。
それらも、もしもアフィリエイトなどのASPに登録してみるとわかってくる部分です。
最初は無料ブログでOK
私も最初はWordPressを使ってブログを作成していましたが、いきなり有料ブログでスタートさせる必要はなかったことに後で気づきました。
それで、今も使っているGoogleのブログサービス「Blogger」と「Google Dmains」でドメインを取得しています。
最初はリスクの低い無料ブログでスタートさせるのが個人的にはおすすめですね。後からでもWordPressに移行することはできます。
日本で人気のない「Blogger」はブログ作成もドメインも無料です。つまり、完全に無料でサイトを作れてしまいます。(Google Domeinsでの独自ドメインのみ有料です)
私がいまだに利用しているBloggerをおすすめする理由をまとめています。
サイト・ブログでの活用方法
無事にサイトの登録まで行えたら、もしもアフィリエイトを使って実際にアフィリエイトを使っていきましょう。
ここでは初心者でも使いやすい「かんたんリンク」の紹介をします。
かんたんリンクでAmazon・楽天などの一括リンクを作る
「かんたんリンク」という、もしもアフィリエイトのオリジナルの商品リンクは本当に簡単に作成することができます。
商品のレビュー記事はブログ、アフィリエイト初心者にとって書きやすく、成果も出やすいのでこれを活用しない手はありません。
Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどとの提携をした状態で「かんたんリンク」を作成できます。
私もかなりの数のかんたんリンクをサイトに使って、実際に利益が出ています。特にAmazonからの発生が多いので、Amazonアソシエイトの審査通過は必須です。
このAmazonアソシエイトの通過がアフィリエイト拡大の一つのステップとなる作業です。
Amazonアソシエイトの審査を通過する
Amazonの商品を紹介できるAmazonアソシエイトも、もしもアフィリエイト経由で利用することができます。
しかも、本家のAmazonアソシエイトの利益率は変わらず、審査は本家よりも緩めで比較的通りやすいです。
そうは言っても、記事数が数個しかない状態では審査に通過しないので、それなりに記事作成(最低10記事以上)してサイトを形にしておく必要はあります。
このAmazonの審査に通過して「かんたんリンク」を作成し、ブログに貼り付けるとこんな具合になります。
サンプルとしてアフィリエイトブログの書き方の本をかんたんリンクで作ってみました。
作成自体は非常に簡単で、商品の名前かAmazonや楽天でのURLを入力すればすぐにプレビューが出ます。
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピング以外にもリンクを増やすこともでき、作成したHTMLを貼り付ければOKという使いやすいツールです。
他のASPも併用する
もしもアフィリエイトもとても案件が多くて使いやすいASPですが、すべてのジャンルのプログラムがあるわけではありません。
そのため、他にも多数あるASPのいくつかも一緒に登録しておくことで、自分が紹介しやすい案件を探しやすくなります。
他の有名どころのASPとして「A8.net」や「バリューコマース」「アクセストレード」などが挙げられます。
特に「A8.net」はASPの中でも最大手で案件の数も非常に多いのでもしもアフィリエイトと一緒に登録しておくのがいいです。細かく解説もしています。
まとめ
初心者から本格的なアフィリエイトまで対応
「もしもアフィリエイト」はサイトやブログがなくても登録しておいて損のない、実用性の高いASPです。
さらに、将来的に本格的なアフィリエイトを行う際にも強い味方になってくれるサービスでもあります。
自己アフィリエイトや欲しい案件を探すだけでも十分なメリットになりますが、世の中の仕組みまでも見えてしまうのが怖いところです。