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ACTOPモニターアーム(シルバー)のレビュー【価格の割にまあまあ良い質感】

ACTOPモニターアーム

ACTOPモニターアームはちょっと珍しいシルバーの、デザインに凝ったアームです。

23.8インチのモニターを取り付けてみました。取り付け方から使用感や質感などの詳細をレビューします。

ACTOPモニターアームの概要

ACTOPモニターアームの内容物

ACTOP(エクトップと読むらしい)は、モニターアームをメインで扱う中国のブランドです。説明書の日本語はしっかりしていて中華感を感じさせないです。

ACTOPモニターアームの耐荷重は1.5~8kg、最大32インチまで対応となっています。

ガススプリングの強度的に32インチはちょっと不安かなという印象。VESA規格75x75mmか100x100mmのモニターに対応します。

ACTOPモニターアームの取り付けはグロメット式とクランプ式の両方に対応しています

グロメット式…机の天板に穴をあけてボルトと留め具によって固定するタイプ

クランプ式…最も一般的な取り付け方で、机の天板を上下から挟み込むタイプ

モニターとアームの接続は着脱が便利なセパレート仕様となっていて、組み立ても比較的簡単ですね。

ACTOPモニターアームの取付方法

分かりやすい日本語マニュアルも付属され、初心者でもあまり悩まずに取り付けができます。

内容部品のすべて

内容物はシンプルですが、必要十分という印象で、各モニターに合わせたビス類も用意されていて親切です。

豊富なビスの種類

設置方法はクランプ式とグロメット式の両方に対応していますが、今回は一般的なクランプ式で組み立ててみます。

台座に固定具をねじ止め

始めに、台座となる部分にクランプ用の固定具をねじ止めします。工具もしっかり同梱されています。

4箇所にラバーを貼る

次に台座の机の上面に接する部分の四隅にラバーのパッドを貼り付けます。

固定用の金具を取り付け

クランプの固定用パーツを2つの位置から選んで取り付けていきます。私の机は厚みが25mmと薄めなので上段に取り付けました。

天板の厚みは最大約85mmまで対応しています。結構分厚くても問題なく挟み込めます。

今回使用しなかったグロメット式用のパーツです。こちらの取り付け方法も説明書に細かく書いてあるので心配ないですね。

グロメット式固定用金具
グロメット式で使用するパーツ

グロメット式で取り付ける場合は穴の直径が10~60mmで、天板の厚みは同じく最大85mmまで対応です。

続いてモニター側のVESAマウントにも固定具を取り付けます。

モニター側の固定具を取り付け

長さと太さが違う4種類のネジから選んで取り付けます。金具の上下に注意ですね。ストッパーとなる出っ張りが上に来るようにします。

クランプで机に固定

クランプでアームを机に固定します。位置決めが若干難しいですね。(すでにモニター付いていますが後からの取り付けが安心です)

アームとVESAマウント側を取り付け

アームとモニターをくっ付けます。モニターを上からスライドさせて、付属の手回しネジで固定するだけです。この機構は親切ですね。

ガス圧の調整

モニターの大きさ、重さによって調整が必要なガススプリング部分。

貼られているシールの解説の通り、時計回りで反発力が弱くなり、反時計回りで強くなります。

自然に落ちてしまわないように、ちょっと強めくらいに調整するとちょうど良い感じでした。

首部分のボルトの締め具合で上下方向のチルトの硬さも変更できます。

取り付け完了

以上で取り付けが完了です。説明書もわかりやすい日本語で、全体的に親切な作りとなっていました。

調整機構

  • チルト(傾き)上下45°
  • パン(首振り)左右90°
  • 回転(ディスプレイ)360°

モニターのチルト(上下の傾き)や回転角度(モニターの縦置きも可能)は十分です。

ガススプリングタイプなので比較的軽い力で上下に動きますが、各関節の左右方向は結構渋めの設定ですね。

首振りが最大左右に90度までなので、根元から2つ目のアームと水平の角度までしか動かせません。

首振り機構
左右首振り機構は90°でパーツが干渉する

この仕様では、できる限り後方にモニターを配置したい場合に、若干制限されてしまうと感じました。

といっても他の関節部分の動きで十分な可動域があるので、ほとんど問題にはならないでしょう。

全体的に精度も高くて非常に安定しています。ただ、全体的に動きは若干重めに作られているので頻繁に動かしたい方にはあまり向かないかもしれません。

ACTOP モニターアームの質感

ACTOPモニターアームの全体

耐久性とデザイン性の両方を重視したアルミニウム製のアームはシンプルでスタイリッシュです。

細身のアームとツヤありのシルバー塗装が、価格の割には高い質感に貢献しています。

金属そのままの色味ではなく、どちらかというとグレーっぽいシルバーに塗装されていますね。

シルバーのモニターアーム自体が珍しいので、写真でカラーのイメージが伝わるといいのですが。

ケーブルカバーのプラパーツは若干安っぽさがありますが、そこまで気にならないですね。

さすがに1万円以上のエルゴトロンなどのアームと比べると「高級感」とまではいかないですが、5,000円程度なので十分健闘しています。

ディスプレイとアームのバランス

取り付けたLGの23.8インチモニターとロジクールのMXシリーズのキーボードとマウスを合わせるとこんな感じです。

やっぱりモニターアームを使うとデスクが広くなりますね。

ケーブルカバーを使ってケーブルを中に通すことで、きれいにまとめることが可能です。

LGのモニターは23.8インチと27インチの両方を購入していて、コスパが高いWQHD画質のものです。

まとめ

ACTOPモニターアームの裏側

ACTOPモニターアーム(シルバー)の取り付けと質感などを解説してみました。

5,000円くらいのモニターアームで、比較的質感も高くてシルバーの色味も良いので、デザインを重視されるなら結構アリな選択だと思います。

各可動部分の重さがちょっと気になるので、頻繁に動かすというよりも位置を固定して利用する方に向いています。

ただし、ACTOP製モニターアームは在庫が無い場合が多いので、価格と品質のバランスが良いグリーンハウスのモニターアームもおすすめです。

こちらはブラックの無骨なカラーで、耐荷重は2.5~7kgまでのメカニカルスプリング方式のシンプルなアームです。

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