AmazonでPayPay払いをするメリット【Amazonギフト券へのチャージはできない?】
Amazonで支払いにPayPayが追加されました。「PayPayで支払えるのは便利!」と感じるかもしれませんが、果たして…。
結論としては「AmazonでPayPay払いをするメリットは低くて、Amazonギフト券のチャージにPayPayは使えません」 詳しく解説していきます。
PayPayをAmazonで使うには
PayPayアプリでの「本人確認」 とAmazonサイトでの「PayPay支払い連携」 が必要です。
詳しくはPayPay公式の解説をチェックしてください(Amazon.co.jpでPayPayをご利用いただくために)
さらに要注意なのが、Amazonで利用できるのは 「PayPayマネー」と「PayPayポイント」 だけという点です。
※クレジットカードでは「PayPayマネーライト」にチャージされますが、これは「PayPayマネー」とは別物で「PayPayマネーライト」はAmazonでは利用できません。
銀行口座や、ヤフオク!・Yahoo!フリマの売上金をチャージすれば「PayPayマネー」として利用できます。
加えて「PayPayポイント」をAmazonで利用したい場合は、PayPayアプリでポイントの「設定」から「支払いに使う」にしておく必要があります。
PayPayで購入するメリット
PayPay決済でえられるポイント還元は0.5%(PayPayStepで最大1.5%)です。
PayPayStepって何?
・PayPayまたはPayPayカード(ゴールドでも)で合わせて30回お支払い(300円以上のお支払いが対象)
&
・PayPayまたはPayPayカード(ゴールドでも)で合わせて10万円お支払い
これらを達成する必要があり、難易度は高めです。(PayPayステップとは)
繰り返しですが、Amazonで使えるのは「PayPayマネー」と「ポイント」なので、クレジットカードからのチャージでは利用できずポイントの二重取りは不可です。
ドコモ・ahamoユーザーはPayPayでの支払いより「d払い&d曜日(4%程度)」を活用する方法の方が還元率は高いです。
もしくは「Amazonギフト券を事前にチャージ(~2.5%)」の方が還元率が高いです。(※キャンペーン時のみ)
調べるほどにAmazonでPayPayを使うメリットは少ないですね。
AmazonでPayPayを利用できないものをまとめると以下となります。
AmazonでPayPayを利用できない買い物
- 30万円(税込)以上の注文
- アマゾンギフト券
- Kindle本、Kindle Unlimited以外のデジタルコンテンツ
- ライフ・バローオーダー
- アマゾンフレッシュの注文
- Amazon Payご利用分のお支払い
- 購読して注文を保存
- アマゾンビジネスの注文
PayPay銀行について
ついでにPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)についても触れます。
PayPay銀行の特長
- 満15歳以上で口座開設できる
- PayPay残高へPayPayマネーとしてチャージできる(手数料無料)
- PayPay残高へチャージした電子マネーはPayPay銀行に出金できる(手数料無料)
PayPay銀行はこれくらいのメリットで、ポイント還元が良くなるなどの特典もないです。
また、ジャパンネット銀行時代には可能だったAmazonでのネットバンキングも行えなくなってしまいました。
ギフト券でポイント還元(※キャンペーンは終了しています)
Amazonギフト券に、現金で5,000円以上チャージするとAmazonポイントが貯まります。 (※PayPayでもPayPay銀行からも購入ができない)
コンビニ、ATM、ネットバンキング払いを選択してAmazonギフト券へチャージすれば、通常会員は最大2.0%、プライム会員は最大2.5%のAmazonポイントが貯まります。
1回のチャージ金額によって、貯まるポイント率が異なります。
(※キャンペーンは終了していて今後再開されるかは不明です)
ギフト券購入時の注意点
キャンペーン時でもクレジットカードや電子マネーからのチャージでは、Amazonポイントは貯まりません。 (PayPayでもPayPay銀行からも購入不可)
コンビニ払いはローソン・ファミリーマート・セブンイレブン・ミニストップ・デイリーヤマザキやスリーエフ・サークルKなどが可能です。
ネットバンキングで対応しているのは「住信SBIネット銀行」「auじぶん銀行 」のみ。
ネットバンキング払いは、支払い番号お知らせメールの最初にあるリンクを選択し、画面上の指示に従います。
※ジャパンネット銀行=PayPay銀行はネットバンキングが使えなくなっているようです。(Amazonヘルプ)
PayPayでAmazonの支払いが可能になったので、PayPay銀行でのネットバンキング支払いはできなくなった様子。
AmazonでPayPay払いの結論と他の方法
まとめると… PayPayで購入するなら「PayPayマネー」へのチャージなどが必要で、還元は0.5%と低め。PayPayStepで頑張って1.5%。
なんだか上手くさせてくれず、PayPayで購入するメリットは薄いです。
一応PayPay払いにすれば、どんな金額でもPayPayポイントが0.5%つくので、低額の商品購入時には多少メリットがあります。
(※ほかのクレジットカードならもっとポイントもらえる場合があります…)
結局はAmazonポイントを地味に貯めるなら、キャンペーンを行っている際にギフト券を銀行もしくはコンビニで買うか、普通にクレジットカードで決済が無難です。
Amazonカードを作るのはどうか
入会費・年会費永年無料のAmazonのカードはどうでしょうか?
Amazonでのお買い物が多いなら「Amazon Prime Mastercard」がおすすめです。
ただし「Amazon Prime Mastercard」の申込は「Amazon プライム会員」であることが条件となります。
プライム会員なら2.0%の還元率となります。
Amazon Mastercardのデメリットは貯めたポイントをAmazon以外で使えない点、またAmazon プライム会員でないと還元率が低い点です。
Amazon Prime Mastercardはすでに月額500円の「プライム会員」になっていて今後も継続の予定ならポイントが貯まりやすいです。
ただし、プライム会員を解約すると還元率は落ちますし、そもそもプライム会員になる気がない場合はほかのカードの方が良い場合もあります。
プライム会員のメリット、デメリットについては次の記事で取り上げています。
JCB Wカードも良い選択
「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」は「年会費永年無料」「ポイント還元率が高い」という特徴があります。
JCB CARD WはAmazonプライム会員でなくてもAmazonでの還元率が2%と高いです。
Amazonだけでなく、「セブン-イレブン」(還元率2%)や「スターバックス」(還元率5.5%)などの特約店(JCB ORIGINAL SERIESパートナー)でも還元率がアップ
弱点は40歳以上は申し込みできないくらいで結構万能なカードですね。
つまりは、PayPayで決済するくらいならJCB CARD W(年会費無料)を発行してポイントを貯めるのがお得ということです。Amazon以外でも使えますしね。
ポイントサイトを併用
ちなみに「JCB Wカード」を発行するなら、ポイントサイトの「モッピー」を経由すると結構ポイントがもらえます。(PayPay銀行の口座開設なども)
下のバナーから登録するとちょっとお得だったりします。
さらには大手ポイントサイト「ECナビ」でAmazon購入で0.5%ポイントが還元されます。Amazonでポイントサイトのポイントが貯まるのはECナビくらいです。
ただ、ポイントに該当しない商品もあり、その分別も謎なのでポイントもらえたらラッキーくらいの気持ちですね。
こちらも、下のバナーからの登録でちょっとお得です。
これらの大手ポイントサイトの比較をしてみました。
まとめ
以上、PayPayでAmazon購入についてまとめましたが、正直そんなにメリットは無かったです。
「PayPayポイントが貯まって5,000円以下だしAmazonで使っちゃお」くらいの軽い気持ちが良いかなと。もしくは他の店舗で使いましょう。
また、還元率優先なら、PayPay払いするより「JCB CARD W」(年会費無料)を発行してポイントを貯めるのが良いです。
PayPay自体は強いので、他の利用用途も合わせていろいろ模索していきます。