BUFFALO AirStation WSR-3000AX4Pのレビュー【ミドルクラスの売れ筋Wi-Fiルーター】
BUFFALO AirStation WSR-3000AX4Pは、2025年2月時点で価格コムのWi-Fiルーター売れ筋ランキングで2位の製品です。
価格は10,000円未満で購入でき、3,000円くらいのエントリークラスと比べればもちろん高性能、10,000円を超えるハイエンドクラスにも近い性能を引き出す。という売り文句です。
これまで使っていたルーターが2018年製で流石にそろそろ変えようか…と思い無難なバッファローからミドルクラス製品を選んだわけです。
BUFFALO WSR-3000AX4Pの特徴
基本スペック
- Wi-Fi 6対応
- 5GHz 160MHz(ワイドバンド)対応で近距離での通信を高速化(最大5GHz:2401Mbps+2.4GHz:573Mbps)
- ビームフォーミング・MU-MIMO対応
- WPA3 Personalに対応
- メッシュWi-Fi対応
- 接続台数目安:18台
- 消費電力:14.4W(最大)
- 外形寸法:40×148×133mm(本体のみ、アンテナおよび突起部除く)
- 質量:約340g(本体のみ)
- 主な付属品:スタンド、LANケーブル(50cm)、ACアダプター、取扱説明書、保証書
※2024年 Product Award 金賞受賞製品
WSR-3000AX4Pは、ざっくりと言えばWi-Fi 6対応の比較的高速な通信が可能で、そのほか基本的な機能は網羅したコスパの高いモデルです。
全体的なデザインはいたってシンプルで目立たないです。
背面には普通にSSIDやパスワードが書かれています。(画像加工で消してますが)
LANポートは入力1(一番下)、出力3(1Gbps)と若干少ない印象。とはいえ、ほとんどの機器はWi-Fiで繋ぐ前提ですよね。
スタンドは底面と側面に取り付け可能です。壁掛けなどでは上の写真のようなサイド取り付け+ビスで固定が可能です。(※壁に取り付けるためのビス類は別売)
AirStationアプリでの設定
通常のセットアップはいたって普通ですが、AirStationアプリで詳細な設定も可能です。(iOSかAndroidのアプリ)
「192.168.1.xx※」(※アプリのホームに表示されているIPアドレス)をブラウザに入力してのログインも可能です。
以下、設定時に確認した方が良い項目です。
- 中継機を使わない場合はEasyMeshはオフ
- 11axと11nを自動切替したい時はバンドステアリングLiteをオン
- ホームゲートウェイにルーター機能があればAPモードを選択
- アプリでファームウェアアップデートも可能
- AOSSで簡単接続よりも通常設定が無難
実際の使用感
接続は簡単かつ安定感がある
我が家ではWi-Fi接続端末が2人暮らしにも関わらず10台近くあったりします。そのため、家は狭いのですがWi-Fiルーターはそれなりの性能を求めます。(と言ってもメインPCは有線で繋げてしまうのですが…)
WSR-3000AX4Pは5GHz無線用に3本のアンテナを利用しているため、広範囲で干渉を受けにくい高速な通信が可能です。
接続は普通にいつも通りにSSIDを選択し(WPA3を選べるならそちらを優先)てパスワード入力で完了。
NEC Aterm WG1200HS3と比較
これまでNEC Aterm WG1200HS3を使っていた環境から、BUFFALO WSR-3000AX4Pに変えた印象としては、まず5GHz帯の通信速度の速さと安定感は増した気がしました。
特にダウンロードの速度はWi-Fiでも有線と大差なく(アプリでの測定)快適です。
我が家の通信自体がそこまで速くないので大きな変化は無いのですが…
セキュリティも「WPA2」から「WPA3」になりました。最近の製品ではWPA2※ではセキュリティの低い回線と認識されたりもします。
※WPA2で無線の暗号化を「AES」にしていない場合にiPhone等で「安全性の低いセキュリティ」と表示される
Wi-Fiルーターのパッケージは似たのが多い |
Wi-Fiルーターのパッケージはなんだかずっと変わらない感じで、数字が大きいから高性能なのかなー、くらいのイメージですよね。
ただ、NEC Aterm WG1200HS3は2018年のモデルでWi-Fi5でWPA2までという規格からは結構変化しています。
案外Wi-Fiルーターが古くなっていても気にならない(当たり前の存在過ぎて)のはちょっと危険で、セキュリティリスクはこのルーター周りが結構危険だったりします。
以下、安くて性能の高い「TP-link」製品のちょっとした問題点を取り上げてみます。
【参考】TP-Link製品のセキュリティ問題
売れ筋に常に入ってくる低価格なルーターとして「TP-link」製品がありますが、若干気になる情報があったのでまとめてみます。
現状の懸念点
- 米国政府が、TP-Link製品のセキュリティリスクを懸念し、利用禁止を検討している
- 一般的にTP-Linkが中国企業であると思われている
- 一部のサイバー攻撃でTP-Link製品が使用された事例がある
- HUAWEIなど中国企業の製品が米国の制裁対象となった過去がある
TP-Link側の主張
- 現在のTP-Linkは米国法人であり、中国のTP-LINK Technologiesとは別の独立した企業
- 米国のセキュリティ基準「Secure by Design」に準拠している
- 製品を原価割れで販売している事実はない
今後の見通し
- 現時点でTP-Link製品から不正なデバイスや装置が発見された事実はない
- 米国政府の最終的な決定が、今後の市場に影響を与える可能性がある
現時点では、TP-linkの問題は過度に心配しなくても良いですが、今後の動向には気を配る必要がありそうです。
個人的にはTP-linkは世界中で圧倒的シェアを誇っていることもあり、特に米国でのトラブルが日本まで影響を与えるとはあまり思っていません。
そしてTP-linkは低価格で性能の高いモデルが多いです。それでもなんとなく気になるならば、バッファローやNECの製品を選ぶのが良いかなと感じます。
まとめ
BUFFALO WSR-3000AX4Pは基本性能が高くて安定感のある通信が魅力のミドルクラスモデルです。
2階建てくらいの一軒家・3LDKくらいの広さなら、スペック的にも価格的にも(10,000円弱)の本製品はかなりちょうどいい選択肢になりそうです。
特に5GHzアンテナが3本あるため、遠距離でも通信が安定し、160MHz(ワイドバンド)で近距離は高速化をしています。
今回購入したのはAmazon限定の/NBKではなく、通常?の/DBKが若干安くて同等品だったのでこちらにしました。